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日本に来た北欧人は堅い考え方を学ぶため  

こんにちは、モニカです。

 

なぜ日本に来ようと思ったのか、きっかけは何だったのかという質問をよく聞かれます。

「日本語が好き」とか「日本文化や漫画、アニメ、カラオケ、コスプレが好き」という理由で来日している外国人がいっぱいいると思いますが、私のきっかけはまた別でした。

私は、カラオケとか漫画、それに日本語も一切興味を持っていませんでした。来日するきっかけは当時働いていたロンドンの職場での出来事がきっかけになりました。当時は、金融機関向けのプログラマ-として色々なアプリを作成していました。各国の中央銀行や顧客と連携し、データを収集して分析ツールや取引データ管理画面を備えたアプリケーションを作成して、金融分析・取引プログラムに表示する仕事をしていました。

 

2008年のリーマンショックの際、世界の中央銀行がドルオークションを行う中で、私は色々な国の中央銀行との連絡で情報を収集し、分析ツールを作成していました。連絡した全ての中央銀行が情報提供に応じてくれましたが、日銀だけは別でした。日銀の情報も是非機能に表示したかったため、日銀にも連絡しましたが、日銀は情報を提供したくないという返答でした。私にとって不思議だったのは、日銀は自社サイトで同じ情報を表示しているのに、なぜそのデータを我々に提供したくなかっただろうとすごく悩んでいました。会社の他の同僚にも日銀とのやり取りを協力してもらいましたが、結果は同じでした。

 

この情報はもう既に日銀のサイトで表示されているので、そのデータだけを渡すことのどこが難しいかとすごく悩みました。悩んだあげく、もし、日本語を上手に話すことができたなら、日銀の対応も変わっていたのかと思い、勤めていたロンドンの会社を辞めて、日本語専門学校に申請して、日本に引っ越しました。

 

日本に来る前の私は、日本語を一切聞いたこともないし、漫画やアニメって何ですかと思って、日本文化も日本料理もそんなに好きじゃなかった。モデルさんでもなかったし、カラオケも興味がなかった。

 

来日した当初は、外国人が多いシェアハウスに住んでいて、皆さんの日本に来たきっかけを聞いた時、私のきっかけはかなり珍しいものだと思っていましたが、後悔がもちろんないです。

 

日本語は言葉だけ分かれば上手くなるというものでもない。日本文化、マナーや習慣と平行で学ばないと日本語が本当に使えるようにならないということを私は学びました。日本語はやっぱり日本のマインドセットを理解してはじめて使いこなせるものだと思います。逆に言えば、このマインドセットさえ押さえてしまえば、つたない日本語であったとしても日本人と関係を作って仕事をしていくことができるのだと思っています。

つまり、外国語を学ぶときには、文法や単語よりもその言語を使って生きる人の考え方が分かれば、自然と言語そのものも上達するのだと思います。