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保育園でいじめにあった3歳の娘が、なぜ格闘技ジムに通うようになったのか?

モニカです。

 

私たちの娘は、3歳です。いろいろな国の人が集まってくるシンガポールで、英語・日本語・中国語・ノルウェー語を聞いて生活しています。

子供にとってベストな生活環境が与えられていると、親としては思っていました。

 

ところが、、、ある日、娘が保育園に行きたくないと言い出しました。。。

 

私たちは、びっくりしました。なぜなら、3歳の子供にとって、保育園に行って友達と遊ぶのが楽しいことに違いないと思っていたからです。

夫のりょうまと一緒にいろいろと理由を考えてみました。さらに、保育園の先生と面談もお願いして、日中の様子も聞いてみました。

その中で浮かび上がってきたのが、娘のアイデンティティ(自分は何者なのか?)の問題だったのです。

娘は、自分自身を日本人だと思って生きていることが分かりました。保育園は、英語を基本として運営されているのですが、毎日30分だけ、中国語か日本語のクラスがあります。私たちは、娘を中国語のクラスに入れていました。ところが、先生によると、娘は日本語のクラスに出たがっていたということが分かりました。全体の3割ほどいる日本人の友達が皆、日本語のクラスに参加するなか、彼女だけが中国語のクラスにでることに違和感があったようなのです。

そこで、彼女を中国語のクラスから日本語のクラスに変更しました。それから彼女は、日本語のクラスは楽しみにするようになったのですが、まだ問題は解決しませんでした。

 

やはり、週に数回は、保育園に行きたくないというのです。。。

 

私たちの調査は続きました。ただ、4か国語に接している娘は、どの言語も発達途中。自分の考えを親に伝えるには、どの言語でもまだまだ難しい。だから、娘の考えがはっきり伝わってこないため、私たち親にとってもどこに問題があるか分からなかったのです。

 

そんなある時、保育園から帰ってきた娘に私は、ふとしたことから「いい子にしないとだめですよ。悪い子にならないで」とノルウェー語でいいました。すると娘が、突然泣き出して、マレー語で「私は、バカじゃない!!!」と叫び出したのです。

最初、私は、彼女が何を言っているのかわかりませんでした。でも、その時に一緒にいたインドネシアの友達が娘の言っていることを通訳してくれたのです。

 

その時、私の頭の中で、全てがつながりました。娘がマレー語を聞くとしたら保育園しかない、そして、その保育園でいじめが起きている。このことを娘は一生けん命に伝えようとしてくれていたです。それに残念ながら、気づいてあげられなかった自分を悪い母親と思いました。

私は、保育園にすぐに伝えました。どうやって保育園でマレー語を学んだのか、それもこの悪い言葉を学んだのか確認しました。

園長先生との面談の後、問題点が浮かびあげってきました。保育園は子供の一人一人までに目を行き届かせる余裕がない、一人の先生が担当するには多すぎる子供が割り当てられており、クラスでいじめがあってもそれを是正できない。

その面談の時に、私たちの娘は、親切でセンシティブな性格だと指摘されました。それ自体は、悪いことではないですが、時として必要以上に傷ついてしまうというデメリットもあります。親切なことはすごく素晴らしいことだけど、今の世の中では親切が故に損することもあるのが事実です。インターネット上ですら誹謗中傷される世の中です。

娘にどこの世界でも生きていける力をつけてもらうには、自信を持たせるのがが一番大事だと思います。

 

保育園の面談後に夫と相談した際、夫が別の保育園に転園させようかと言いました。職場で一緒に働いている日本人の同僚にも相談したところ、「私だったら保育園を変えるわ」という意見がほとんどだった。でも、私にはどうしても保育園を変えることが解決策になるとは思えなかったのです。

 

でも、何かをしないしないといけない。

 

そこで格闘技ジムを考えました。。。

 

私はボクシングをやっていて、仕事のストレスや自分の悩みのことを解消する場所となっています。私の娘ももしかして、同じようなところを連れて行けば、自信がつくかもしれない。周りのすべての人が彼女のことを好きじゃなくても、そういう状況を冷静に受けとめられるようになるかもしれない。そこで、格闘技ジムのお試しコースに申し込みました。ジムから連絡があって、せめて4歳になるまで待ってくださいと言われたけど、どうしても体験入学させてくださいとお願いして入れてもらいました。

 

4-6歳対象のブラジリアン柔術クラスから体験させました。1時間の体験後、

私:「どうですか?ここの場所は友達を作るためではないけど、それでもやりたい?」

娘:「はい、やりたいです」

という答えが返ってきました。格闘技ジムの先生たちも喜んで教えると言ってくれました。

 

格闘技を始めて2か月が経ちました。娘に大きな変化がありました。

ある日、保育園から帰ってきた娘が、

「今日は好きな友達と一緒に遊べなかった。」と言っていました。そこで私が。

「それについて、どう思いますか。」と尋ねたところ、娘から 「大丈夫だよ。」という答えが返ってきました。以前の傷つきやすい性格の娘から、少し自信をもった娘に成長していたことが分かった瞬間でした!きっと格闘技のクラスのおかげで、自分を客観的に見えるようになってきたのだと思う。自分を客観視することを3歳で早くも学べたのはすごい。これからの娘の成長が楽しみになってきました。

 

モニカ